snow blossom~下僕の葛藤~

シェルティモルモット雪千の公式ブログ[˚*.★snow blossom★.*˚]~下僕の葛藤~

シェルティモルモット(純血)ホワイトのブラックアイの男の子。 文句垂れでオラオラでワガママボーイ【雪千[ゆきち]】くんの縦横無尽っぷりをご紹介!

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シェルティモルモット(純血)ホワイトのブラックアイの男の子
文句垂れでオラオラでワガママボーイ【雪千[ゆきち]】くんの縦横無尽っぷりをご紹介!

でんでんさん ありがとう。

シェルティ モルモットの雪千くんの日常
今日の雪千くんはどんな様子かな…?(((o(*゚▽゚*)o)))
※暗いです。
文章のみで長いです。
お時間あってお暇な方 聞いてくれたら嬉しいです。










でんでんさんが亡くなりました。

昨日まではのろのろ動いていましたが
今朝霧吹きの時にみたら、
すっごい殼の奥まで沈んでいて中身を確認するのが困難なくらい。

今回は寿命といってもいいと思います。
それと、ご老体に関わらず他の子達と離さずだったので産卵のし過ぎが原因だと思います。

でんでんさんはオナジマイマイという種類の子でした。
今ウチにいる子達はみんなオナジマイマイという種類です。
あまり大きくならず、よく日本の生活圏で見るカタツムリです。

オナジマイマイの寿命は1〜2年だそうです。
タツムリについてはまだはっきりわかっていないそうなので約1〜2年…くらいかなぁ?といった感じらしいのですが。


でんでんさんが我が家のアパートの階段にいたのは1年半ほど前の9月のとても寒い日でした。
見つけた時からもうそこそこの大きさがありましたので、
孵化して1年か1年半か経っていたのではないかと思います。

専門家でも年齢を見極めるのはなかなか難しいそうなので、
私の経験上での判断ですが、見つけた時には既にご老体だったのではないかと思います。


約1年。
ずっとひとりで暮らしていたでんでんさん。

半年前に少し小さい体のむりだーくんと同居するようになりましたが、
暫くは交配もなく静かに暮らしていました。

ある日を境に突然、でんでんさんは産卵を繰り返すようになりました。

今までずっとひとりにさせて
彼らの目的である繁殖をさせられなかった。
だから、きっと寿命がきているような
もうお別れが近いような
そんな予感がして、離さず産卵させていました。

1回目で、孵化させることに成功したけれど寒い時期だったので赤ちゃんのうちに死なせてしまいました。

次からは全然成功せず…。

でんでんさんの子孫を残そうと今も諦めてはいません。

けど…。
親子間の感情がカタツムリにあるかはわからないけど、
一度でいいから、孵化した子達と対面させてあげたかった。

今孵化用タッパーの土の中で眠る卵はまだ孵る気配がありません。
成功させたい。
でんでんさんの生まれ変わり、会いたい。

たかだかカタツムリに真剣になることをバカにする人もたくさんいます。
職場でも若干引かれています。

都内でカタツムリが生き抜いていくのは、今の時代、大変なのです。

自然がそこそこある地域ではまだたくさんのカタツムリはいるけれど、
都内ではほとんど見かけないのです。
でも
『たかだか巻き貝じゃん』
『害虫みたいなもんじゃん』
『気持ち悪い』
そんな感じで絶滅しちゃうよって誰も気になんてしないのです。


ナメクジは
タツムリが進化した生き物だそうです。
環境に合わせて殻を捨て隠れやすく進化したそうです。
でも進化をせずに殻を持つことを捨ててなかったカタツムリは、
殻が邪魔で上手く隠れられなかったり挟まったり、
殻が重くて動き鈍かったりで…
生きていくのが大変だそうです。

新しい道じゃなく
今までの自分達を貫く感じが、個人的にはカッコイイって思います。
言い過ぎだけど、侍魂みたいで。



でんでんさん

今まで 本当に 本当に ありがとう。

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