snow blossom~下僕の葛藤~

シェルティモルモット雪千の公式ブログ[˚*.★snow blossom★.*˚]~下僕の葛藤~

シェルティモルモット(純血)ホワイトのブラックアイの男の子。 文句垂れでオラオラでワガママボーイ【雪千[ゆきち]】くんの縦横無尽っぷりをご紹介!

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お葬式と初七日

シェルティ モルモットの雪千くんの日常
今日の雪千くんはどんな様子かな…?(((o(*゚▽゚*)o)))
今日はさくらさんの初七日です。



昨日、無事にお葬式を行う事ができました。
無事に?いや、遺影忘れたけど(^_^;)
当たり前だけど、乗り気じゃないからちゃんと準備万端とはいかないですね。

心配だったお天気
ずっと天気予報を追っていて
降水確率が上がり心配していましたが前日に20%に下がり。
程よいお天気になりました。


喪主はわたくしが務めさせていただきました。
同居人と母のお位牌、
姉、姪っ子2人、母の従兄弟
参列してくださいました。

従兄弟のおじさんは、
今年の夏にデグーちゃんを亡くされたばかりとのことで。
一緒に…そんな気持ちでした。








お家で、さくらさんの顔を見ながらご飯を食べるのが最後の日に
たくさんのお野菜を用意しました。




会葬礼品

まさかのミックスナッツ(笑)
同居人と話し合って、かしこまった物ではなく洒落を利かせて
さくらさんが好んで食べていたものでみんなにもさくらさんを知ってもらえるようなものを…
と、考えたらこれくらいしか浮かびませんでした。
しかもちゃんと無塩です(笑)
そして、厳選したさくらさんのベストショットをフォトスタンドに入れて、
御礼品とさせていただきました。


桜柄の包装紙に包みました

キッズ2人には、
飴とコアラのマーチ(笑)をちゃんと小さな手提げ袋に入れて渡しました。



出棺
棺がないので、同居人と箱を選びに行きました。

アルミホイールを敷いて保冷剤を乗せ
ダイレクトは心が引けたのでハンカチを敷いて
さくらさんを寝かせて、ハンカチをかけて連れていきました。




葬儀は、とても丁寧に行ってもらえました。

正直…テキトーなんだろうなって思っていました。
母の時はとても丁寧に親身にしてもらえて逆にびっくりしましたが、
祖母でですら…人間ですら『所詮他人』『商売』が見え見えで。
きっと動物だから…金儲けしか考えてないんだろうなって、覚悟していました。
でも、弔うのは我々であり他人の知らん人ではないので
仕方無いと思って霊園に向かいました。

実際は物凄く丁寧で…。
お坊さんはいらっしゃいませんでしたが、
担当してくださったおっさんがお経を読み上げてくれて
お別れの言葉もくださいました。
祭壇もあり、棺もあり。
ちゃんとお別れの時間もくださいました。

喪主のくせに…ダダこねるガキンチョみたく泣いちゃって、あはははは(^_^;)
なんだかちゃんとは覚えていないのですが…
お葬式のあとに、
棺を、外に停めてある火葬車まで運び最後の…本当に本当に最後のお別れをしました。

そこで久しぶりにジップロックからさくらさんを出してあげて
最後のふかふかを感じる事ができました。


一緒に焼いていただくために持参したのは、
さくらさんが1番好きだったお野菜、豆苗
参列者様にハムスターを感じてもらうために、ひまわりの種
さくらさんが1番好きだった野草、タンポポの葉
同居人がさくらさんに買ってあげた最初で最後の乾燥コーン

それから、
かすみ草を花の部分から切ったものを用意し
みなさんに摘んでもらって
さくらさんの周りを飾ってもらいました。


お花は、さくらさんは小さいので
普通のお花だとお花のが目立ってしまうので
かすみ草にしました。

小さくて白い可愛らしいお花です。
私が好きな花の1つだったりします。
花言葉
『清らかな心』
『幸福』
などです。
たくさんは、
焼き損じになって届けてあげられないようなので
少しだけ…と言われていました。
東浦和の駅について、
かすみ草を切り分けて。
あとは持ち帰りました。

お花屋さんに、前もって
ピンクのかすみ草をお願いしてありました。
ピンクのかすみ草は、(スプレー)
どことなく小さな桜に見えるので。
でもピンクは市場になく入荷できずに白になってしまいました。
けれど、周りを飾ってあげたら…
とても清らかで…とても綺麗でした。
白で良かったかなって思います。



そしてお骨を拾わせてもらいました。

人間でもそうだけど…
骨になってしまうとわかんないんですよね
誰だかわかんないんです
今年はこの気持ちを受け入れなくてはならないのが3回目
本当に辛い。

しかもさくらさん、お魚の骨のように細くって。
写真でしかハムスターの骨は見たことなかったですが、
実際目の当たりにして…
肋骨も足、背骨も、頭も…お魚のようでした。
小さくて小さくて小さくて…すっごく細くって。
こんな細い骨で
あんなに力強く生きていたことがなんとも言えない。

だけどね、粉々にはあまりなっていなくって
立派に残っていましたよ。




お家に帰ってきて。
ケージもそのままで
骨壷がいつもの所に居ます。
骨壷がやたらに大きくて
覆い袋もなんか気に入らないので
同居人と話し合って新しい姿を考えたいと思っています。

それにお位牌も依頼しなくてはなりません。
お位牌は、
クリスタルで桜柄で。
さくらさんの写真を転写してもらいます。

魂入れはしません。
お迎えする前、
お骨は墓地に。
お位牌に魂入れを考えてました。
でも、もう、いいんです
もう…縛り付けるのはやめようって思います。
あの子は望んでないって思うのです。
私が、勝手に形として残したいだけ。
さくらさんはもうここには帰ってはこない。もう、居ないの。




真夜中に、同居人が、
玄関を何度も、バタン!ガタン!とやっていました。
雨が降っていたのでずぶ濡れで。
『どうしたの?』と聞いても何も言わず。
でも様子がおかしいから
『どうしたの?』って再度聞いてみたら

『さくらちゃんが帰ってきて玄関の外にいるかもれないから…』

って泣きだしました。

あの5日間、
同居人は一切涙を見せませんでした。
骨になって実感したみたいです。
私は何も言えませんでした。

『飼っていた猫が死んだ時、もう動物は飼わないって決めてた。
動物が死ぬのは…辛い』

たくさん泣いていました。
それでも私は何も言えませんでした。

だって…だって、私は幸せものだったんです。
さくらさんの最後を看取れた。
天に、運命に感謝しなくてはなりません。
それと同時に、
あの人からさくらさんを奪ったのも私です。
傍に居ながら、助けるどころか苦しみすら取り除いてあげられませんでした。

亡くなって。
同居人の職場に電話をしました。
至急連絡を取りたい、と。
同居人は仕事を切り上げ
すぐに帰ってきてくれました。

1番、信じられなかったのは、彼なのかもしれません。

葬儀の、火葬前のお別れも
私一人だけ棺の前に居ました。
喪主として
みなさんも…と、言わなくてはならなかったのに
同居人にも声をかけなくてはならなかったのに
母の位牌を握って座り込むしかできんかった
申し訳ないとかそれだけじゃたりないです





今は…たった一週間で
部屋というか家がめちゃくちゃです。
一切掃除に身が入りません。
いっちばん汚いなぁ…
と思うのは流しです。
1日2回、
さくらさんのお世話の前に洗浄して。
寝る前は水を張って塩素消毒。
蛇口などは煮沸消毒やお湯を沸かす度
熱湯消毒していました。
さくらさんの食事を用意する場所もひっちゃかめっちゃか。
同居人が飲む缶チューハイの空き缶が散乱。

さくらさんが居なくなってしまって…
部屋がめちゃくちゃです。
超汚いです。

それなのに、
18時の床掃除だけはあれから毎日しています。
それだけはやらないといけない気がして。



18時20分
体調が悪くなってから
お散歩は?
って声かける時間が18時20分でした。
18時に床掃除をして
一応準備して
どうする?って声をかける時間でした。
もう散歩をする力はなくなっていて
買ったばかりのホットカーペットも無意味に近かったけど
声かけだけは続けていました。

亡くなって…
久しぶりに歩き回れたのかな
走り回れたのかな
きっと今は楽しく過ごしているよね?




最後に使ったホッカイロもそのままだ…

もうちょっとこのままでいいよね


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© 2014-2020 ゆうき(下僕)